ピラティスは1か月でどのくらい効果が出るの?実感できる変化とは?
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「ピラティスに興味はあるけれど、なかなか効果が感じられないと続けられるか不安…」「ピラティスの効果を実感してモチベーションをあげたい!」と考えている方は多いでしょう。実際、ピラティスは1か月続けると、どのくらい続けると効果が感じられるのでしょうか。ここでは、ピラティスを始めて1か月で得られる効果と実感できる変化について詳しく解説します。ピラティスを始めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
ピラティスは1か月でどのくらい効果が出る?
ピラティスなどのエクササイズは、始めてから1か月を目標に続けるのが一般的です。では、1か月でどのくらいの効果が期待できるのでしょうか。回数を多く通えばその分効果が出ます。
ピラティスの生みの親であるピラティス氏の言葉に「10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で身体のすべてが変わる」というものがあります。ピラティスは、期間ではなく回数を多く重ねることによって効果は現れます。
週に1回通うとすると、およそ3か月後から実感が出始めるといわれているため、1か月で効果を実感するなら、なるべく多くエクササイズするとよいでしょう。体力が続くなら週に5日から毎日でも、できる限り回数を重ねるとより実感できるはずです。
ピラティスに通った場合の効果
自宅エクササイズではなくスタジオなどに通う場合は、まずは情報取集をし、信頼できるピラティススタジオを見つけましょう。ここでは、ピラティススタジオに1か月通った場合に得られる効果を詳しく説明します。
インナーマッスルを鍛えられる
ピラティスの1番の効果といえば、インナーマッスルを鍛えられることにあるでしょう。インナーマッスルとは、身体の中心にある筋肉のことです。肋骨の周りにはたくさんの筋肉があり、ピラティスでは腹横筋や肋骨筋など普段はあまり動かすことの少ない筋肉を使うため、体幹にある筋肉を鍛えられます。
インナーマッスルを鍛えることで、体幹が強くなります。代謝が上がったり姿勢がよくなったりする効果が感じられるでしょう。
深い呼吸が身につく
ピラティスにおいて重要な呼吸法が身につくことによって、深い呼吸ができるようになります。呼吸法が身につくと、普段使わないような腹横筋や肋骨筋が鍛えられ代謝が上がり、痩せやすい身体が作られます。さらに、背筋が伸びてだんだん呼吸も楽にできるようになります。自然と胸が開き、姿勢もよくなります。だんだんと呼吸のやり方がわかってくると、普段の生活からも深い呼吸ができるようになるでしょう。
ダイエット効果が期待できる
ピラティスは、インナーマッスルが鍛えられるため代謝がよくなりダイエット効果が期待できます。インナーマッスルである身体の内側にある腹横筋や肋骨筋などが鍛えられ、運動量と代謝の相乗効果で身体の内側から脂肪を燃焼してくれます。
さらにピラティスは、インナーマッスルだけでなく身体の表面についているアウターマッスルの強化にもつながります。そのため、身体の全体の筋肉量を増やすのに効果的です。全体の筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、日頃の消費カロリーが増えることで痩せやすい身体へと変化します。
基礎代謝の向上は免疫力のアップ、冷え性の改善、血流促進などにつながり、ダイエットだけでなく健康的に引きしめるためにも役立ちます。
ホルモンバランスが整う
ピラティスでインナーマッスルを鍛えると、腰回りの筋肉の柔軟性が向上し骨盤周りの筋肉が強化されるため、ホルモンバランスが整います。ホルモンバランスが整うと、冷え性や生理痛の改善・代謝アップ・肌質の改善やメンタルの安定など、女性に嬉しい効果がたくさんあります。
ピラティスは、全身のすべての筋肉を使っていくエクササイズです。筋肉や骨の動きまでに意識を向けるため、今まで眠っていた細胞を目覚めさせることにつながります。人が本来持つ免疫力や抵抗力などの内に秘めたエネルギーを引き出すとともに、ホルモンバランスも整え見た目もバランスの取れた自然な姿が引き出されます。
自分自身と向き合うことができる
ピラティスは、基本的に1人で行うエクササイズです。孤独を感じるかもしれませんが、呼吸を意識して自分の筋肉と向き合うことで、自分自身が今抱えている身体の悩み、生活の習慣などの直したい部分や意識したいところが明確になってくるでしょう。ピラティスは自分の身体と内面に向き合う時間です。普段は気づかない気づきを得ることができるでしょう。
今まで向けたことのない自分の身体や内側への意識を持つことを「マインドフルネス瞑想」といいます。マインドフルネスとは「今、この瞬間を大切に生きる」ことを目指し、ストレスを減らす方法として、科学的に立証されています。
人は、多くの時間を過去や未来に思いを巡らせ過ごしています。過去にこだわらず、未来に怯えず、あらゆる物事をありのままに受け入れる練習をすることで、心の安定や集中力の向上などさまざまな効果が得られるといわれています。ピラティスは、マインドフルネスに近づける時間になるでしょう。
ストレス解消につながる
ピラティスで重視している胸式呼吸は、頭や身体を活性化させるといわれており、ピラティスをしたあとは身体がすっきりとし頭の中もクリアになります。爽快感や活力に満ちた感覚になるのはそのためです。また、深い呼吸を行うことで、身体の調整機能である「自律神経」が整い、普段動かさない筋肉を動かすことで、血流がよくなりストレス解消になります。
インナーマッスルも鍛えられるため、自然と姿勢がよくなり背筋がピンと伸びることで気持ちも前向きになります。身体だけでなく、心身ともにリフレッシュできるのがピラティスの魅力です。
ピラティスの効果を1か月で実感するためのポイント
1か月という短い期間でしっかりとピラティスの効果を実感するには、ポイントがいくつかあります。次は、ピラティスの効果を1か月で実感するためのポイントを紹介します。
エクササイズの回数を増やす
やりすぎもよくありませんが、週に1回程度では少し物足りないかもしれません。今が週に1回なら2回に増やすなど、回数を見直すのは大切です。週に1回〜2回程度の頻度で通うなら、自宅で復習するとしっかり効果を感じることができるでしょう。
ピラティスは基本的に、マット1枚あればどこでも行えるエクササイズです。レッスンで学んだ正しい動きを、自宅でも復習してみましょう。そうすることで、エクササイズの効果を実感しやすくなります。日常生活でも深い呼吸や姿勢を意識すると、より効果が現れるでしょう。スタジオに通っているならそれ以外は自宅で行うなど、回数を増やすことは大切です。
食事の管理を行う
ピラティスで効果を確実に実感するなら、普段からの食事管理も大切です。やはり不摂生していては、ピラティスの効果も発揮できない可能性があります。ピラティスで姿勢や呼吸が整ってくると、自然と食欲も抑えられます。反対に良質なタンパク質やビタミンを多めに摂ることに意識が向き、普段の食事の変化が出るのもピラティスの効果のひとつです。
ピラティスには、代謝を高める食事が最適です。特にL-カルニチンやビタミン群は、代謝をあげる効果が期待できる栄養素です。L-カルニチンとは肉類や魚類、乳製品などに多く含まれており脂肪の燃焼をサポートします。ビタミンBが多く含まれる豚肉やうなぎ、牡蠣は、三大栄養素をエネルギーに変換してくれます。日常的に意識して取り入れることで、ピラティスの効果をより引き出せるでしょう。
マンツーマンレッスンを受ける
1か月で効果を得るためには、マンツーマンレッスンを受けるのもひとつの方法です。グループより集中力が高まるうえ、インストラクターの指導もしっかり受けられるのが魅力です。マンツーマンレッスンなら一人ひとりに合わせて調整したエクササイズを受けられるため、さまざまな理由で「ピラティスを受けたい」「受けたいが不安がある」という方も安心です。
また、パーソナルレッスンではあなただけのメニューを考えられているため、その分しっかりと身体に覚えさせることができます。自分の得意なことや苦手な動き、引きしめたい部位など新しい気づきを得ることもできるでしょう。
経験豊富なインストラクターを選ぶ
経験の豊富な信頼できるインストラクターを選ぶのも大切なポイントです。経験豊富なインストラクターなら一辺倒な指導ではなく、一人ひとりにあった適切なポイントを教えてくれるでしょう。初めての方なら、なおさらその人にあったやり方があるはずです。ピラティスは経験や時間が長ければ長いほど、効果が得られるエクササイズです。時間をかけて勉強し、豊富な経験のあるインストラクターなら安心して任せられます。
レッスンを受けてみて、安心して受けられるインストラクターを見つけたらなるべく通うようにしましょう。1か月という短い期間だと、無理をしてしまうこともあります。信頼できるインストラクターの指導のもとで行うと安心です。
効果を感じたい部位に特化したエクササイズをする
1か月という期間で効果を実感するなら、気になっている部位に特化してエクササイズするのもおすすめです。全身の変化を得るには1か月という短い期間では物足りないかもしれませんが、二の腕に集中したい、お腹を確実にすっきりさせたいなど目的がはっきりしているなら、その部位を集中的に行ってみるのもひとつの方法です。
多くのエクササイズでは、特定の部位だけを鍛えることは身体を正確にコントロールする必要があるため、難しいかもしれません。しかしピラティスなら狙った部位を鍛えやすく、マシンを使えば、さらに効果的に狙った部位を鍛えられます。無理をしないためにも、パーソナルトレーニングでインストラクターの指導のもと行うとより安心して行えます。リバウンドしてしまう可能性もあるため、継続してエクササイズできる環境を作っておくのも大切です。
疲労が残っている場合は休息する
ピラティスを行った翌日など、疲労感が残っていると感じるなら無理をせず体を休めることも大切です。1か月という期間で確実に効果を感じたいがために無理してエクササイズすると疲れが取れずに代謝も落ちてしまいます。筋肉を休め、ストレッチなどで気持ちがいい程度に身体を動かしてお風呂に浸かり、しっかり睡眠を取るのも大切な要素です。疲れが残っているうちに無理をすると、怪我の原因にもなりかねません。身体や筋肉を痛めてしばらく身体を動かせない日々が続くと、せっかくのエクササイズもまた最初からやり直しになりかねません。エクササイズの量や時間は、もともとの体力など人それぞれ異なります。無理をせず、コツコツと続けられる量が大切です。
1回あたりのエクササイズの時間は?
効果的なピラティスには、30〜60分の時間が必要です。ウォームアップから体幹を意識したトレーニング、クールダウンなど一連の流れをバランスよく行うには、60分あればバランスよく行えます。筋肉や関節、呼吸を意識しながらしっかり身体を動かせば、1日30分のエクササイズでも効果を得られます。また、忙しくて時間が取れないという方は、10分でもいいので毎日続けるよう心がけましょう。
ピラティスは継続することが大切です。60分は無理でも、身体や筋肉を動かすことを習慣づける意味も込めて、毎日10分身体を動かすことが大切です。慣れないうちは、やらない日を作らないくらいの目的で始めるのもよいかもしれません。
まとめ|ピラティスは「STUDIO IVY」
今回は、ピラティスは1か月でどのくらい効果が出るか紹介しました。もちろん環境やかけられる時間には個人差があり、必ずこれくらいの効果があるとは言い切れないため、おおよその目安にしてください。たくさん時間がかけられる人はそれだけ効果は出やすいですが、食事や睡眠時間なども関係してくるため、闇雲に時間だけをかければいいともいえません。なかなか自宅で時間が取れない方は、思い切って週に2〜3回ほどスタジオに通うことをおすすめします。
STUDIO IVYは、洗練されたサービスと空間で、なりたい理想の自分を叶える場所というコンセプトのもとエクササイズが行えます。ピラティスをとおして、笑顔で活気のある毎日を過ごしたい方は、ぜひスタジオに通うことをおすすめします。