筋トレと有酸素運動の順番はどちらが先?女性の燃焼効果を高めるタイミング
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「筋トレと有酸素運動の順番はどちらが先か」と迷う方も多いのではないでしょうか。有酸素運動と筋トレの関係性を知っておくと、ダイエットをより効率化できます。そこで今回は、女性の方の脂肪燃焼効果を最大化するポイントについて詳しく解説します。筋トレと有酸素運動を行う順番も理解し、効率よくダイエットを目指しましょう。
筋トレと有酸素運動は、組み合わせると燃焼効果がアップ!
筋トレと有酸素運動を組み合わせると、燃焼効果を最大化できます。筋トレと有酸素運動の効果を確認しましょう。
筋トレの効果
筋トレは筋肉を刺激することで基礎代謝が向上し、一日の消費カロリーを増加できます。基礎代謝が向上すると脂肪が燃焼しやすい体になるため、引き締まったボディラインを目指せます。女性の場合は、筋トレを取り入れるとホルモンバランスを整える効果も期待できます。
有酸素運動の効果
有酸素運動は筋トレよりも脂肪燃焼効果が高く、ダイエットに直結する運動です。心肺機能の向上などの体力アップも期待でき、日常生活でも楽に行動できるようになります。有酸素運動はリラックス効果もあるため、ストレスの軽減や睡眠の質の向上にも役立ちます。
有酸素運動と無酸素運動を組み合わせると、基礎代謝の向上と脂肪燃焼が同時に実現でき、より短期間でダイエット効果を実感できます。短い期間でダイエットをしたい女性の場合は、有酸素運動と筋トレの組み合わせが最適です。
燃焼効果を上げるには「筋トレ→有酸素運動」がおすすめ
筋トレ後に有酸素運動を行うと、脂肪燃焼効果が高まります。なぜ脂肪燃焼効果が高まるかというと、筋トレを先に行うとエネルギー効率がよくなるためです。この順番で行うと筋トレで糖質を分解し、有酸素運動で脂肪を分解しやすくなります。
また、筋肉が温まることで代謝が活発になり、有酸素運動の効果が向上します。筋トレを先に行うと、運動後のアフターバーン効果(運動後に代謝が高まる状態)も高まります。そのため、筋トレ→有酸素運動の順番が理想的です。次の項では、筋トレと有酸素運動の時間配分やタイミングについて解説します。
それぞれの時間配分は?
筋トレと有酸素運動の時間配分を確認しましょう。
筋トレ:20–30分(筋力アップを目指す場合は30分以上でもOK)
筋トレの時間は、20~30分が目安ですが、個人の目標や体力に応じて調整可能です。初心者の場合は短い時間から始め、慣れてきたら少しずつ時間やセット数を増やします。筋トレは、ダンベルや自重トレーニングを組み合わせることがおすすめです。
有酸素運動:20–40分(脂肪燃焼に重点を置く場合は40分程度がおすすめ)
有酸素運動は心肺機能を強化し、脂肪燃焼効果を高めます。有酸素運動のメニューとして、ランニングやサイクリング、ピラティスなどは飽きずに続けやすいです。運動時間をしっかり確保することで、それぞれの効果を最大化できます。
時間の間隔は空けたほうがいい?
筋トレ後に、短い休憩(約5分程度)を挟んで有酸素運動を行いましょう。この短い休憩の間に深呼吸や軽いストレッチを行うと、体調が整います。時間を空けすぎると体温が下がり、筋肉の緊張感が弱くなるため、適度に休憩して有酸素運動を開始しましょう。休憩中は水分補給をしっかりと行い、体の脱水を防ぐことも重要です。
おすすめのタイミングは?
朝や日中は代謝が活発であり、運動効果が高いタイミングです。代謝が活発化すると体温が上がりやすくなり、ケガのリスクも低減します。食後2時間後の運動は脂肪がエネルギーとして使われやすく、体脂肪の減少を目指す女性には非常に効果的です。朝の運動は一日の活力を引き出す効果もあり、集中力や生産性の向上にもつながります。
しかし、空腹時の運動には注意が必要です。低血糖によるめまいや疲労感が発生する恐れがあるため、運動前に軽い食事や水分補給が必要です。自分の体調をしっかり把握し、無理をしないことが大切です。運動前の食事としては、バナナやヨーグルトなど消化によい物を食べましょう。エネルギー不足を防ぎながら、運動を楽しんでください。
筋トレと有酸素運動を組み合わせるメリット
筋トレと有酸素運動を組み合わせるメリットは多くあります。
バランスのよいボディラインになる
筋トレと有酸素運動を組み合わせると、理想のボディラインを目指せます。基礎代謝が上がると、カロリーを消費しやすい身体へと変わります。筋トレ後に有酸素運動を取り入れると、脂肪を効率よく燃焼させられるため、バランスが整った理想的な体型を目指せます。
筋トレと有酸素運動の組み合わせは、とくに下半身のシェイプアップに優れていて、ヒップや太ももを引き締める効果が期待できます。また、ウエストラインもスリムになり、女性らしいボディラインを目指す方におすすめです。筋トレと有酸素運動は見た目だけでなく、精神面も安定するため自信を持った生活を送れるようになります。
リバウンドしにくい身体作りができる
有酸素運動と筋トレの両方を取り入れると、リバウンドしにくい体になります。リバウンドしにくい体になる理由は、日常生活で消費するカロリーが増えるためです。また、筋力がつくことで姿勢がよくなり、見た目の印象も改善されます。
有酸素運動と筋トレを習慣化することが重要です。たとえば、朝のウォーキングや通勤前に軽いストレッチを取り入れると、体を動かす習慣が形成されます。運動を習慣的に行えると、長期的な健康維持につながります。
筋トレと有酸素運動の燃焼効果を上げるポイント
筋トレと有酸素運動を取り入れる際は、燃焼効果のポイントを理解して行う必要があります。どのようなポイントに意識すべきかを解説します。
継続的して行う
運動は、継続することが重要です。週2回から3回のペースで定期的に取り組むことで、より効果を実感できます。運動の効果はすぐに現れませんが、継続することで体力や筋力の向上が期待できます。
また、慣れてきたら少しずつ頻度や時間を増やしましょう。運動することに慣れてきたら、セット数を増やすことで強度を調整できます。セットを増やすことはモチベーションを高めることにもつながるため、小さな目標を立ててトレーニングしましょう。
モチベーションを維持する方法として、運動する日をカレンダーに記入するのもよい方法です。運動のスケジュールを作成し、計画的に実施することで習慣化しやすくなります。週の始めに目標を設定し、1週間後に達成度を記入して自分自身を評価します。達成可能な短期目標を立てると進捗状況を把握しやすくなり、自信を持って運動を続けられます。
食生活にも気をつける
食生活に気をつけると、ダイエット効果が高まります。食事メニューは、高タンパク・低脂肪の食事を心がけてください。筋肉を維持しながら脂肪を減らすには、鶏むね肉や魚、大豆製品などの低脂質・高タンパクな食べ物がおすすめです。これらの食べ物は、体に必要な栄養を補給しながらカロリーをおさえられるため、筋トレ後のリカバリーに適しています。
さらに、適度な炭水化物の摂取も重要です。運動前はエネルギーを補給するために、バナナやオートミールなどの消化のよい炭水化物を食べて運動しましょう。軽食をとると、トレーニング中の集中力と持久力を高められます。運動後にはプロテインやヨーグルト、卵などのタンパク質を摂ることで筋肉の修復を促進できます。回復を早めるにはビタミンやミネラルを含む食品、野菜や果物を一緒に摂るのもよいでしょう。食事だけでなく、水分補給も忘れずに行ってください。
おすすめの筋トレ×有酸素運動のメニュー
筋トレと有酸素運動を組み合わせる際は、実践するメニューを決めておきましょう。おすすめのメニューをいくつか紹介します。
筋肉量を増やしたい場合
筋肉量を増やしたい場合は、筋トレとピラティスの組み合わせが効果的です。両方取り入れると、全身の筋力をバランスよく鍛えられます。以下に具体的なメニューを紹介します。
筋トレ
スクワット
下半身全体を鍛える基本的な運動であり、大腿四頭筋やハムストリングスに効果があります。強度を上げたい場合は、スクワットの回数を増やしてください。ベンチプレス
上半身の筋肉、胸筋と腕を強化します。ダンベルやバーベルも組み合わせると左右の筋バランスも改善され、効率的に筋肉を鍛えられます。プランク
プランクは体幹を効果的に鍛えるエクササイズであり、腹筋や背筋、肩回りの筋力を強化します。トレーニング時間を延ばすことで、効果が倍増します。
『ピラティス』
ロールアップ
体幹の安定性と柔軟性を高めるために、最適なエクササイズです。姿勢改善やコアの強化に効果があります。ゆっくりとした動きで行うと、リラクゼーション効果も得られます。とくに、お腹周りに効果的です。スワンダイブ
背筋を鍛え、姿勢改善に役立ちます。胸を開く動作で、柔軟性を向上させながら深層筋を鍛えられます。サイドプランク
体幹の側面を鍛え、バランス感覚を養う効果があります。全身の筋力を均等に強化できます。
この組み合わせを週に2~3回取り入れることで、筋力アップと同時に柔軟性や体幹の強化も期待できます。継続的に取り組むと筋肉量を増やしながら、しなやかでバランスの取れた理想の体を手に入れられます。
ダイエット効果が目的の場合
ダイエット効果が目的の場合は、有酸素運動と高強度のインターバルトレーニングの組み合わせがおすすめです。
筋トレ
高強度インターバルトレーニング(HIIT)
短時間で、脂肪燃焼効果を最大化できるトレーニング方法です。高強度と低強度の運動を交互に行うことで、代謝を活性化させます。運動後もカロリー消費が続くため、効率よくカロリーを消費したい方におすすめです。
『有酸素運動』
ピラティス
体幹を鍛えつつ柔軟性を高められるため、HIITとの相性は抜群です。姿勢を整えながら体をしなやかに鍛えられるため、ダイエットを長期的に続けたい女性に向いています。ランニング
ランニングは手軽に始められる有酸素運動であり、心肺機能を強化しつつ脂肪燃焼を促進します。ペースや時間を調整することで、初心者から上級者まで取り組みやすいです。ランニングは体全体を使うため、消費カロリーが高いのが特徴です。朝や夕方の習慣として取り入れてみましょう。エアロバイク
エアロバイクは、膝や関節に負担をかけない効果的な運動といえます。室内でも行えるため天候に左右されず、長時間の運動に適しています。テレビや音楽を楽しみながら行うことで、無理なく続けられます。体力に応じて負荷を調整できるため、初心者にも最適です。
これらの運動を組み合わせると、無理なく楽しくダイエットを進められます。自分のペースを考えることで、理想の体型に近づけるでしょう。HIITは強度の高いトレーニングですが、効率よくカロリーを消費したい女性には最適です。
リラックス効果を感じたい場合
リラックス効果を目的とする場合は、ピラティスやゆったりとしたエクササイズの組み合わせがおすすめです。
『ピラティス』
スパインストレッチ
背骨をゆっくりと伸ばし、体全体の緊張を解きほぐすエクササイズです。深い呼吸とともに行うことで、心が穏やかになる効果も期待できます。この動きは、背中の柔軟性を高めるだけでなく、深いリラクゼーション感を得るのに役立ちます。キャットストレッチ
四つん這いの姿勢で、背骨を丸めたり伸ばしたりする動作を繰り返します。背中や腰の緊張を和らげ、リラックス効果を高めます。動きに合わせて呼吸することで、深いリラクゼーション感が得られます。腰痛が気になる女性におすすめのメニューです。ロールダウン
体をゆっくりと前屈させ、背骨を一つずつ丸めるエクササイズです。腰や首、肩こりをほぐすのに効果的です。足をしっかりと床に固定し、安定感を意識することがポイントです。
『ヨガやストレッチ、筋トレ』
シャヴァーサナ
シャヴァーサナはヨガのリラクゼーションポーズであり、完全に脱力して心身を休める動作です。日頃のストレスや緊張を解消するのに最適です。このポーズでは、心地よい音楽やアロマを取り入れるとさらに効果が高まります。ハムストリングストレッチ
脚の後ろをゆっくり伸ばすことで、筋肉の緊張をほぐしつつ心身をリラックスさせます。硬くなりやすい脚の筋肉を柔らかくし、血流を促進します。深い呼吸を意識することで、ストレス解消にもつながります。プランク
プランクは、体の体幹を高められるトレーニングです。ピラティスとの相性がよく、体のバランスが整うためおすすめです。
『メニューの進め方』
ピラティスのゆったりとした動作で、体の緊張をほぐします。スパインストレッチやロールダウンなど、背骨を意識したエクササイズから始めましょう。
深い呼吸とともにヨガやストレッチを行い、心の平静を取り戻します。シャヴァーサナやハムストリングストレッチで心身の緊張を和らげます。
エクササイズの最後には、瞑想やリラクゼーションポーズを取り入れて心身の回復を促進します。瞑想時には静かな環境で行うことで、よりリラクゼーションを体感できます。
これらを週に2~3回実践することで、日常の疲れやストレスを効果的にリセットできます。また、自然の中でこれらのエクササイズを行うと精神的な効果が高まり、気持ちをより穏やかに整えられます。トレーニングを行う環境も意識して、実践してみてください。
体幹を鍛えたい場合
体幹を鍛えると姿勢の改善やスポーツパフォーマンスの向上など、多くのメリットがあります。体幹を強化するための効果的なメニューを紹介します。
『ピラティス』
プランク
体幹全体を鍛える基本的なエクササイズです。手首から肩、背中、腰までが一直線になるように意識してください。初心者は30秒ぐらいから始めて、慣れてきたら時間を延ばしましょう。サイドプランク
体幹の側面を重点的に鍛えるエクササイズです。片手で体を支え、反対側の腕を天井に向けて伸ばす動作を繰り返します。サイドプランクは、体全体の安定性が向上します。ロールアップ
腹筋を鍛えながら、背骨の柔軟性を高めるエクササイズです。動作をゆっくりと行い、コアマッスルに意識を集中させることで効率的に体幹を鍛えられます。深い呼吸とともに行うと、リラクゼーション効果も得られます。
『ストレッチや筋トレ』
バードドッグ
四つん這いの姿勢から、片方の手と反対側の脚を同時に伸ばすエクササイズです。体幹を安定させながら動作を行うことで、バランス感覚とコアを強化できます。動作中に背中を反らさないよう注意しましょう。デッドバグ
仰向けに寝た状態で、腕と脚を交互に動かしながらコアを鍛える運動です。腹筋を使いながら、腰が床から浮かないようにするのがポイントです。初心者でも取り組みやすいエクササイズとしておすすめです。
これらを週に2~3回実施することで、体幹の強化とともに姿勢改善やバランス感覚の向上が期待できます。さらに、エクササイズの質を高めるには鏡を見てフォームを確認したり、インストラクターの指導を受けたりすることがおすすめです。長期的に続けると、しなやかで安定感のある体を手に入れられます。
筋トレと組み合わせるならピラティスがおすすめ
ピラティスは筋肉の柔軟性と体幹を強化できるため、筋トレと相性が抜群です。コアマッスルを意識して動かすことで、体幹の安定性が向上します。これにより、筋トレの効果を高めるとともに怪我のリスクを減らせます。
また、ピラティスのように筋肉を細かくコントロールすることで、全身をバランスよく鍛えられます。とくに腹筋や背筋の強化に優れているため、ピラティスを行うと筋トレの効果が増します。ピラティスと筋トレの組み合わせは、引き締まった美しい体のラインを作れます。両方とも初心者の方でも始めやすいため、筋トレとピラティスを実施しましょう。
筋トレ×有酸素運動を始めるなら「STUDIO IVY」がおすすめ
「STUDIO IVY」では、筋トレとピラティスを組み合わせたトレーニングが人気です。専門のトレーナーによるサポートにより、マシンピラティスを実施しています。最新設備のきれいな環境であるため、気持ちよくトレーニングできるでしょう。
また、一人ひとり丁寧に指導してくれるため、初心者でも始めやすいです。STUDIO IVYは全国に展開しているため、お近くのSTUDIO IVYをぜひチェックしてみてください。
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まとめ
筋トレと有酸素運動を組み合わせると効率的に脂肪を燃焼させられるため、理想のボディを目指せます。順番やタイミングを意識しながら、継続することが重要です。上記の内容を参考にして、筋トレと有酸素運動を取り入れましょう。